スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

情報という武器 

情報を制する者は世界を制す。と言っても過言ではないほど情報は強力な武器だ。人間は周囲から情報を得て、それを元に行動を起こすのだから、その情報を抑えれば世の中を動かす事が可能だ。それほど重要で危険な「情報」だが、扱いのルール化がどこの国でもあまり進んでいない。

多くの社会では、
・「嘘」(意識的に情報の正否をすり替える行為)が禁止され、
・「秘密」(限定されたメンバー以外への情報シェア禁止、プライバシー保護に派生)を漏らしてはいけないというルールと、
・「洗脳」(不服従、非同意の機会を奪った状態で他者の信条や意思を決定しようとする行為。ステルスマーケティング等を含む)の禁止が一部にあるくらいだろう。
なぜこれらだけがルール化されたのか。共通するのは「他者の尊重(自分と対等)」という道徳が根底にあるからだと思うが、本格的に研究してみる価値はあると思う。

個人的にはこれはかなり不思議な事だと感じている。強力な武器であり、危険物でもある情報の取り扱い方法について、もっと社会的に対話がされ、学術的にも研究されていてよいと思うからだ。(私は将来そういう活動もやってみたいと思っている。)一応、念のために言っておくと情報を権力で統制せよと言っているわけではない。リバタリアンは、あらゆる面で権力による統制そのものを非常に嫌う。ルールは個人間で同意、契約される必要がある。強制されたルールに従う「道義的」義務は無い(法的義務は存在する)。

では、中国の話題に戻ろう。
周知のように中国では「嘘」は付き放題である。例えそれがバレバレの「5秒でばれる嘘」であっても問題にならない。政府もメディアも常に嘘をつく。「秘密」は親しい友人間では守られる事を期待してよいが、個人情報、プライバシーは非常に雑な管理しかされないのはもちろんの事、政府は全ての個人情報を抑えておこうという意思を明確に持っている。「洗脳」が見られるのは教育課程が最も有名な例である。「共産党を愛する」と強制的に唱和させるのは当然アウトという事だ。上の3タイプには入らないが、中国で嫌われながらも非常に広範に行われている活動に「発言権を奪う」事と「自演」がある。

発言権を奪うとは言論の自由、表現の自由を認めない事である。政府に批判的な雑誌や新聞を規制したり、ネット上の書き込みを遮断したり、意見表明の場を奪ったり、脅迫して黙らせる行為がこれに当たる。これは自由主義の価値観では完全に「悪用」と言ってよい罪である。
もうひとつの有名な情報活動に「自演」がある。他人の振りをして自分の意見に賛同する書込みを行ったりする活動だ。中国では1コメントで5角(毛)の報酬を払っている事が暴露されて以来「五毛党」と呼ばれている。例えば災害時に「共産党がもう助けに来てくれた件」というスレが立ち、
>>1 「うはww、これで安心だ。」、
>>1-2 「はいはい五毛党乙。」とか書かれる感じだ。
この自演は果たして罪だろうか?アンフェアなやり方であるから嫌われるのは当然である。しかし「罪」と言えるかどうかは疑問だ。(被災民を名乗ったりすれば、それは「嘘」なのでアウトだが。)なぜ罪とは言えないかというと、誰の権利も侵害していないからである。情報を誤解しやすくはなるが「多くの人が賛同する事は正しい事」とは全く言えないのは当然だから、自演に振り回される側がそれを知っていればよい事である。

さて、ここで挙げた「嘘」は日本国内にも存在する。(程度の話であれば中国の1000分の1くらいではあるが)マスメディアはKY事件、変態新聞事件などを引き合いに出すまでもなく嘘をつく。政府も公約やマニフェストで平然と嘘をつく。企業も虚偽表示を行う事があり、九電のように嘘情報を流して恥じない企業もある。学者ですら利権のためには「爆破弁」などと5秒でばれる嘘をつく。日本社会のレベルでも嘘に対して寛大すぎると感じる。一方で「秘密」は日本では良く保たれる方だと思う。個人情報の漏えいは大事件として扱われるし、必要以上に他人にベラベラと秘密をしゃべって回る人間は軽蔑されるようになっている。「洗脳」についてもまず容認される事は無く、宗教関係か怪しげなセミナーで稀に行われているくらいのものだろう。
「自演」は企業などが自社商品のレビューなどで行っており、政党も自演要員を持っていると思われる。

他にも情報の使い方が問題になる事は結構あるが、いずれの場合も共通ルールが無いのが大きな問題であるように思う。情報扱いの整理とルール化を目指す「情報学」は、あまりにないがしろにされすぎており、研究の有用性と供給不足が認識されていないと思うのだが、読者の皆さんはどう思う?


スポンサーサイト

テーマ : 中国
ジャンル : 海外情報

tag : 情報という武器 五毛党 マスコミの嘘

日本でやっていける中国人とは?

パンダでも分かる!中国政治 Webサイトリニューアルしました!!

 周知のように多くの中国人が日本に住んでいる。中には新しい環境に適応してやっていける人もいるし、うまくやっていけない人もいる。適応の仕方にも個人差が見られるが、それなりのスタイルを築くには2年以上の時間がかかる事が多いように思う。自分が会ってきた在日中国人の印象を書いてみよう。

まず、在日中国人は本国の中国人に比べ非常に平均レベルが高い。質的にはトップ5%以内の人たちが来ていると思ってよい。むろん、あくまでも平均レベルなので、個人個人では犯罪者予備軍もエリートもいる。人格的にも比較的柔らかくなっている人が多く、ある程度の会話が可能な人が多い。禁煙の場所で喫煙をしたり、ゴミの管理が悪いなど、マナーの悪さはやはり見受けられるが、それでも本国よりはかなり改善されていると思う。少なくともマンションの周りをゴミで埋め尽くそうという輩はめったにいない。入国審査や経済力などの点で相当に絞り込まれている「濾過」された中国人だと思ってよい。

逆にいえば、中国人には今以上のレベルを期待するのはかなり難しい。彼らは中国人としては、かなりがんばっている方だからだ。それで良くも悪くも今のレベルである。在日中国人を10倍ほど凶悪化させ、3倍ほど下品にし、5倍ほど騒がしくし、3倍ほどダサくしたのが本国の中国人(沿岸都市部)だと思って欲しい。そして内陸部は更にレベルが大きく下がり、もはや服を着ている以外に猿と何の区別もつかないのがウジャウジャといる。

前置きはそんなものとして、個別の例で見ていくと何かの間違いか入管のミスで入ってきたゴミは、早々に犯罪を犯したりして、何が何だか分からないうちに帰国していく。中国社会と同様のノリを日本に持ち込んだ者は、1年以内にかなり淘汰されている。それ以上滞在して、適応できる中国人にはいくつかのパターンがあるように感じる。

・郷に入れば郷に従え
これが最も一般に知られる成功例。企業が欲しがる「使える中国人」はここの事だろう。留学生としてやってきて日本語を身に付け、日本的なルールを「理解」した中国人。また少数例だが中国の日本企業で長年働き、その間に同様のスキルを身に付けて日本にやってきた人もいる。日本人には最も付き合いやすい中国人と言える。とりあえず、日本社会でやっていくためのハードルを無難に越えたと言えるだろう。一言で言うと「日本人に合わせてくれる中国人」である。日本国内にはしばしばいるが、中国人全体では超レアな人種なので、この層は大事にしておいた方が良い。


・中国人共同体で生きていく
日本国内で生きてはいるが、日本社会で生きているとは言えない中国人がこれ。中華料理屋で長期間働いていたり、日本人との関わりが少なく中国人同士でビジネスをしている人がいる。いわば日本国内の中国社会のようなものだ。そのうち華僑や華人と呼ばれるようになるだろう。違法行為でなければ害はない。
 似ているが少し異なる層に日本人が嫌がる低賃金のきつい仕事をこなす事が多い工場の単純労働者もここに含まれる。工場労働者では中国から連れてこられ、寮に住み、一日中ラインを動かし、日本社会とはほとんど接点が無いまま一定期間で帰国する人もいる。しばしばトラブルの元になるが、社会の掃除役を誰も引き受けたがらなかったために生まれた層である。即座に犯罪に走らなかっただけよいが、滞在資格などがグレーゾーンか、違法な人も混じっている。この層は有害な面も多いが、では彼らが処理している仕事をどうするのかという日本社会の問題もある。


・何も考えず生活に生きる
日本社会に適応する前に結婚したりして生活の事だけを考えて生きる中国人。このタイプは中国でも同様の生き方をしていたと思われ、中国社会にも日本社会にも適応していない。ただ無目的に生存しているだけである。毒にも薬にもならず、寿命をまっとうするまで生き続けている。楽しく天真爛漫にやっている人もいれば、ひきこもりのように周囲と関わりを持たず、家事育児を作業のように淡々とこなしている事もある。どちらにしても、特に何も考えていないという点では共通している。まあ、好きにさせておけばよいだろう。


・中国人を止め、日本人化する
最近まであまり例を知らなかったのだが、中国人であることを止める中国人もいる。女性に多いが、外見、化粧、しゃべり方、仕草、経済観念までが日本人化しており、ほとんど区別がつかないレベルになる。子供が転んだときに「痛いの痛いの飛んでけー」などとナチュラルにやっていたときは苦笑いするしかなかった。日本人からしてみればむろん付き合いやすいのだが、もはやこれは中国人ではない。中国人として日本式に適応したのとは根本的に異なるタイプだろう。アイデンティティの混乱が起きないものなのだろうか。以前に聞いた話では、アメリカに渡った日本人が、アメリカ社会に適応するためにアメリカ人に成りきる事があるそうだ。それの中国バージョンという事だろうか。


大まかに上の分類を作ってみたが、各層がきれいに分類できるわけもなく、あくまでも目安である。
個人的には長期滞在中国人があまり増える事は歓迎しないが、限られた層や数の受け入れは社会によい刺激になると思う。また、今後は「投資移民」を募ってみるのもよいだろう。数億円を特定の投資先(例えば譲渡不能な20年国債など)に投資するのと引き換えに日本に居住権を与える制度だ。中国の成金は資本の逃避先を探しているのだから、それをそっくりいただいてしまおうというプランだ。人数も100-500人程度に限定すれば、社会的影響もほとんど抑えられ、政治的影響力を持つこともないだろう。



テーマ : 中国
ジャンル : 海外情報

tag : 嫌われる中国人 在日中国人 中国人と結婚 中国人と付き合う

プロフィール

Author:最新鋭ねこ
パンダでも分かる!中国政治ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。