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薄熙来裁判とは

続報 アップデート

報道されているように一応判決でましたね。無期懲役。
さて、これをどう理解するべきか。

薄熙来(と仲間たち)の暫定勝利と見て良いかと思います。
トウ小平もそうだったけれども、中国では刑事罰に処されても、再起不能とはいえない。
薄としては、しばらく待っていれば、状況次第で返り咲きの可能性有りと見ているだろう。

ここで引っかかるのが主流派(胡錦涛、習近平ら)の弱さ、あるいは江派閥の異様な粘り強さだ。
指導部交代以前の主流派押せ押せムードは、どこへ消えてしまったのか。
・・・たぶん、党内の分裂を望まないという勢力こそが、共産党の総意を代表しているのではないか。
つまり、主流派の勝ち過ぎからくる党の分裂を嫌がっている党員は想像以上に多いのだ。
他国の体制変動を見ると、体制変動とは必ず指導層内の改革派の援護を必要とする。
逆に言えば、党内をきっちりまとめておけば、体制変動はそうそう起こらないということだ。

しかし、同時に中国は従来のビジネスモデルが行き詰まっていることから、急速な改革を必要としている。
「様々な利権を握る党内が、みんな仲良く」という方針が大前提では、改革は不可能である。
よって、中国は改革が進まず、社会が弱っていくが、共産党独裁はまだまだ安泰という未来図を想像することができるのではないだろうか。

「中国トップに改革の意思なし」は、指導部交代時点から管理人が見ている基本スタンスだが、
今年も9月が終わろうかという時期に至るまで、それを覆すような動きは見られない。
となると、もう、ほぼこの路線で決まりじゃね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

夏が・・・辛い・・・
マジで頭が動かない。身体が重い。

薄熙来の裁判始まったので、公になっていること、なっていないことを解説しよう。
実際、この事件が何でここまで騒がれているのか、ほとんどの日本人は知らないんじゃないかと。
・・・中国人もほとんどは知らないか。

共産党の公式発表では、薄熙来を裁くのは汚職に手を染めていたからということになっている。
薄は汚職をしていたか? もちろん。していない中国の高官などいないのだから当然だ。
つまり、それは本当の理由ではない。

背景
薄が首脳部の他メンバー(主に胡、習ら主流派)から特別に敵視されたのはなぜか。
薄が彼らの政敵であるからというのが大きな理由だが、薄がのし上がるために取ったその手段がすごい。
・経済発展の波に乗れない人々を毛沢東ネタで煽る。平等万歳!革命万歳!金持ちは敵だ!
・(自分の言うことを聞かない)汚職役人、マフィア、企業家を叩いて財産を略奪する。その額数千億円。

大衆を煽り、実弾(金)を蓄え、中央政府に攻め上ろうというやる気満々のおっさんである。
しかも、意外と中央政府の上層部にもお仲間がいたりする。かくして、主流派は思った。
「こいつはヤバい。殺らなければ殺られる」と。そんなわけで潰されてる最中なのです。

薄熙来はどんな人?
まあ実際、ヤバい奴です。マジキチが結構混じる中国上層部でも頭二つは抜けてるレベル。

・横領というか民間からの略奪総額、数千億円規模。
 無実(と思われる)の成功した企業家を潰して財産奪うなんてこともやってる。
 で、それを「腐敗した金持ちを成敗した!!」と宣伝に使い、貧乏で妬み深い貧困層の生け贄に使う。

・女性遍歴も派手。中国の役人は汚職の教科書でもあるのかと思うほど、型にはまった汚職を行う。
 愛人を囲うのもその一つ。女遊びなんか飽きそうなものなのに、かたくなにテンプレ通りの腐敗に従う。
 薄さんのお相手で最も有名なのが、女優のチャン・ツィーイー。この人は前々から枕営業の話が多かったから、ここにも来てたのねって程度の話ではあるけど、ビッグネームには違いない。幸いにも彼女は今回の騒動からは見逃してもらってるようだね。

・法輪功信者の臓器密売で荒稼ぎ。
 彼に付きまとっている黒い噂のうち、もっとも陰惨なのがこれ。
 法輪功弾圧が東北部を中心に行われていたころ、同地域では臓器移植ビジネスが盛んに行われていた。
 「新鮮な臓器がすぐに手に入る」という謳い文句で、盛況を博したビジネス(ここまでは100%確定情報)だが、
 どうもこの臓器の出所の一つが法輪功の信者ではないかと言われているのだ。で、その黒幕がこいつ。
 
こんなのが中央政府のトップクラスに入り込んだら、そりゃあマズいわけで。
しかも、こんなのを支持しているマジキチがかなりたくさんいるらしく、きっちり潰しておく必要があるわけだ。

さて、現在、裁判の状況は以下の通り。
・奥さんとの仲は完全に裂かれた。
奥さん(谷開来)は完全に裏切って薄を糾弾中。こいつはこいつでイギリス人(この人はMI6だったそうだ)を、自ら毒殺しているから、多分、死刑逃れの司法取引でも成立してるんだろうね。

・薄さんはまだ諦めてない。
何と罪状否認ktkr。てっきり法廷に出てくる頃にはズタボロのくぐつ状態になって、
「ワタシガヤリマシタ。ゴメンナサイ。キョウサントウハスバラシイデス」とか言うのかと思ってたら、全然元気なんだなこれが。これが意味するところは、未だに上層部にこいつを支えてるお仲間がいるってこと。
拘留されてる間も、軟禁程度の扱いに留まっており、壊されるような扱いは受けなかったって事だ。

・今後の見どころ。
判決が楽しみでしかたないww
死刑にできなかったら、主流派の力の限界がどの辺にあるかってことがはっきり見てとれるし、中国首脳部の不和がどの辺にあるかって事も見えてきそう。
逆に死刑と決まったら、主流派強ええ!!ってことでもあるが、薄はやけくそになってお仲間を売り飛ばしにかかるんじゃないかという第二ラウンドの期待も盛り上がる。加えてマジキチ支持者の受け皿はどうなるんだろうなあという謎も残る。

    
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テーマ : 中国問題
ジャンル : 政治・経済

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