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底なしの開発意欲

中国の発展は人的資源の大量投入、人海戦術で安物を量産して輸出することにある!
・・・というのは、もう昔の話。ここ数年はインフラ投資、マンション開発といった投資に大きくシフトしている。

高付加価値産業へのレベルアップが果たせず、個人消費もぜいたく品とマンション以外には大して見込めない状況では、
政府主導のインフラ投資こそが生命線である。さて、そのトレンドに変化があるかどうかに注意して観察してきた。

杭州から南へ高速道路を走っていると、何本も同時に建設されている高架道路や鉄道、周りに何もない新たに作られた駅の周りに次々に高層マンションが作られるのが見え、開発ペースはますますスピードを上げていた。いくつか新しい工場が建設されていたが、生産品は金属管、ドア、ガラス、コンクリートといった建物のパーツばかりが目に付く。

つまるところ、何年か前からのトレンドは変わらず、インフラ建設頼り、不動産開発頼りの経済構造には変化の兆しすらも感じなかった。目新しい産業やサービスなどはまったく目につくことがなく、既存サービスの質が向上しているということもない。まずいステーキは5年前と同じようにまずいし、恐ろしいほどの作業ミス率もそのままで向上が見られない。

当然、結論を修正する必要もなく、政府主導の開発で命を繋いでいるだけで、中国では何も構造改革が進展しておらず、高度成長期が終わってしまった現在、これ以上の発展戦略はない、ということになる。

さて、一般人の経済レベルはどうかというと、意外なほど改善が見られない。
上海市内では数年前から賃金水準が高騰し、今やどんなゴミ人間でも月に3500元以上の価値がつくのがふつうである。
物価も上がっており、2、3年前は食べ放題と見えた果物も、しばしば日本で買うのと何も変わらない値段がついているし、有名なチェーン店のパン屋などは間違いなく日本よりも高く、そして、水準は相変わらず劣っているのである。

しかし、杭州やそれ以外の地方都市の人件費は意外と上昇していない。サービス・スタッフは相変わらず2000元台の給料で求人広告が貼られているし、まあ、若干は上がっているのかなあという程度だ。物価上昇のペースや凄まじいスピードで悪化する環境からすると、実質的な生活水準は下がっているのではないかと感じる。

中国の雰囲気が分かりやすい写真をいくつか載せておきたいので、それはまたサイトの方に後日アップしようと思う。
忙しくて毎日時間に追われているのですよ。


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テーマ : 中国問題
ジャンル : 政治・経済

毒ガス大陸の実際

明けましておめでとうございます。また、中国に行ってた。
・・・が、印象は今までで最悪だった。大気汚染の悪化ペースは尋常なものではない。
もう二度と行きたくないと心の底から思った。去年は余裕をもって中国から逃げられたと思っていたが、実際は数か月の差でこの毒ガス大陸で生活するところだったのだからギリギリだったわけだ。

今まで北京のことを「毒ガス砂漠」と呼んでいたが、すでに東海岸はどこでも同じレベルで深刻な汚染が進んでいる。昨年までは大都市を中心に空気が悪いという感じだったが、高速道路を何時間走って地方都市や郊外に出てもスモッグが立ち込め、夜になるとすべての街に煙が立ち込めている。マスクをしてもムダっぽい。煙や排気ガスの匂いがどこでも充満している。スモッグというよりはって感じ。

P1010368.jpg

きれいな街として知られていた杭州市の今。高層ビルも煙の向こうでシルエットを見せるだけ。
杭州市はもっとも有名な茶葉を生産する都市だけど、こんな大気に晒されたお茶なんて飲めないよな。
中国茶にはかなり凝っていたが、今回は茶葉を買いたいとも思わなかった。
中国にいる間に咳が出るようになり、頭痛が止まらず、鼻をかんでもいないのに鼻血まで出た。
管理人は嫌煙家だが、中国の空気はタバコより有害だと思う。
「ただちに深刻な影響があるレベル」であり、生活するには誇張ではなしにガスマスクが必須と思われる。

いやはや、今更中国に驚かされることもあるまいと思っていたが今回は別格だった。
中国との長い付き合いの中でも、トップクラスの醜い姿を見せつけられ、少なからずショックだった。
よくこんなところで人間が生きていけると思う。中国人は生物学的に日本人より強靭なのではないだろうか。

なお、とても行く勇気はないが、北部ではこれに加えて暖房燃料に石炭が使われているから、比較的温暖な南部の比ではないレベルで大気汚染が進んでおり、実際、各メディアでもそうした写真は公開されている。呼吸器が弱い人は一か月も生きていられまい。

大気汚染の原因は、乱開発による土埃、郊外では野焼き、工場の排煙などもあるが、多分最大の原因は自動車の排気ガス。環境規制が甘いうえに、中国のガススタンドはガソリンに水を混ぜて売る。だから燃焼効率も悪い。そして、慢性化している渋滞がさらに排気ガスを増加させている。

排気ガスの規制を強める必要があるが、そうした時に真っ先に淘汰されるのは中国の国産メーカーであるから、規制を強めることは事実上できない。つまり、この大気汚染が改善される見込みはしばらくない。
成田空港で空気清浄機を背負った中国人旅客を見かけて笑ったが、まったく笑い事ではなかったのである。むしろ一台で足りるのか心配するべきであったかもしれない。

こんな時、我々のような友好的な日本人にできることといえば、日本製の空気清浄機を輸出して荒稼ぎの材料にするくらいしかないのである。シャー〇さん、パナ〇ニックさん、定価の7割増しくらいの良心価格でガンガン売りつけてやってくださいな。

経済編、政治編でもそれぞれアップデートあるけど、一番衝撃的だったのが空気の汚さだったので、とりあえず先にアップデートしました。


テーマ : 中国
ジャンル : 海外情報

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