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たくさんの爆発について

今更ながら天津はじめ、爆発事故についての簡単なコラムを。
読者も動画で見たことと思うが、天津の爆発規模は戦争で使われる兵器を超えるものであった。
MoB(Mother of Bomb)やデイジーカッターなど、通常兵器では最大級の威力を持つ大型爆弾でも、天津の爆発ほど強力ではない。(Youtubeで見比べてみるとよくわかる) TNT換算20MTは伊達ではなく、しかも化学物質汚染という追加効果付きの強烈な爆発であった。

 まあ、しょせんは単なる事故である。他の工場でも爆発事故が続いているが、夏だからという理由でバスが爆発する(今年はあまり聞かなかったな)国であるから、スペシャルな出来事だとは思わない。まれにみる大爆発も数年前には辺境の甘粛省で、今回同様に半径数100mを破壊しつくす事故が起きている。この時は内陸部であったから報道管制も容易で、数日後にはほとんど続報が出なくなってしまった。今回は天津という大都会であったことから、隠ぺいが不可能であった。

 もっとも、こうした爆発事故が注目を集めるようになると、それに便乗するテロリストが出現する可能性が無視できなくなる。中国では数年前から「報復社会」という反社会テロが盛んである。貧困層が社会に対して恨みを抱き、無差別攻撃を仕掛けるテロだが、人ごみで汚染された針を刺すといった陰険なものから、政府ビルへの爆弾攻撃、幼稚園に侵入して富裕層の子どもを襲う、など様々な形で恨みつらみを爆発させるのだが、化学工場や倉庫への放火、爆弾攻撃は新しい「報復社会」に採用される可能性は否定できない。何せ倉庫や工場は元々セキュリティが甘い場所でもあり、不満を持つ労働者が実際に働いているとところでもあるのだから。

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テーマ : 中国問題
ジャンル : 政治・経済

tag : チャイナリスク

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偶然の事故を装った…ではない、と(日本でも爆発が相次ぎ、関係性が疑われてましたが)。
ただ、これを機に江派その他の勢力が何か仕掛ける可能性ならあるでしょうか?

No title

今のところは単なる事故でしょうね。
今後もそうなのか分からないのは、本文で言及した通りです。

江沢民派などが非常に追い詰められているので、あらゆる機会を捉えて反撃してくる可能性はありますが、今ほど一方的にやられていても反撃らしい反撃がないので、以前述べた通り、もう江沢民派は自然消滅したものと考えてよいです。
反撃はあっても不思議ではないですが、多分ないのでしょう。

一体なぜ共産党が習近平の独裁を認めるに至ったかは、一度詳しく分析してみたいと思います。これは初期の読みとはかなり違う展開でしたから(元々の読みでは、独裁志向の習近平は、江沢民派の痛烈な反撃を受けるものと考えていました)。

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