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日本の政治情勢について

 最近、日本の現状をどう見るか書けというリクエストが多いので、日本の政治の今後について書いてみる。
自分は日本政治については専門じゃないんだけどね。

 民主党体制の終焉はすでに確定し、今更彼らが何をしようが次の選挙で民主が勢力を大幅に減らす事は間違いない。そして、すでに忘れ去られた存在と化している社民党や共産党は今更何の戦力にもならず、無視しておいてよいだろう。他の諸政党も大して変わらず大きく伸びそうな勢力は無い。そうすると、今後の日本政治のカギを握るのは自民党と維新の会という事になる。そこでこの二つの政党について考えてみたい。

・自民党について・・・民主憎しだから自民党を推すというあなたへ。今の自民党が以前の自民党と同じだと無条件に信じてはいないか?今の自民党は与党だったころの自民党よりも、かなり劣化している。老害の長老どもは相変わらず一定の影響力を維持し、次世代のメンバーが全くいないわけではないにせよ、人材層は目に見えて薄くなっている。自民に戻せば前回の衆院選以前の状況までは回復できると思っているなら、その期待はたぶん裏切られるだろう。とは言っても、次の選挙時点で一応与党として機能できるのは自民だけなので、自民を勝たせるしかないだろう。掲げる公約が何であるかはあまり関係なく、どの程度勝たせるかだけが焦点になると思う。

・維新の会について・・・今後の流れ次第でどうとでも化ける新勢力。今の時点では素人集団に過ぎないが、まだまだ発足したばかりの組織だから伸び代はいくらでもある。次の選挙であまりに大勝ち(議席3ケタとか)すれば、維新は第二民主党に成り下がり、また日本は政治技術を進歩させるチャンスをどぶに捨てる事になるだろう。そして、もうチャンスは当分巡ってこないかもしれない。逆にほとんど議席を確保できなければ第二みんなの党としてあっという間に失速し、飛沫政党として存在感を失うだろう。そうすると唯一残るのは劣化自民のみであり、ライバルがいない自民も改革意欲を失うため、日本の政治は更に劣化していくと考えられる。もう救いようが無い水準まで落ちるだろうね。民主党時代が懐かしく思えるくらいのレベル。

私見ではあるが、維新は次の衆院選挙で30-50議席前後であれば国政の経験を蓄積し、まともな政党として育っていく可能性があると期待していいのではないかと思う。与党を担える政党に成長するまで10年くらいはかける必要があるだろう。

維新八策の最終案が日経新聞で公開されているので、一度見ておいてほしい。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASHC3103B_R30C12A8000000/

自分としては共感できる点もあるし、反対な面もある。まあ当然だろう。リバタリアン党でも登場しない限り全面支持の政党など出てくるわけが無い。また、普通にやっても機能しないだろうという目標も見える。それはともかく、見て分かる通り維新を掲げるだけあって大風呂敷である。賛成反対の問題もあるが、それ以上に「どうやって実現するのか」という実行力の問題も大きい。むろん今の素人集団に過ぎない維新の会に実現できる見込みは全くない。だから大勝ちさせてはいけない。サギフェストの二の舞は誰も見たくないだろう。

 次の選挙で有能な中央政府が出てくる可能性は無い。これは自信を持って断言できる。なぜなら民主政権の数年間は日本政府の統治能力を劣化させ、破壊してきた期間だからだ。しかし、次の選挙は政治を変えていくための足場を作る選挙である。民主から議席を奪い、自民には与党を担える程度の議席を与え、維新の会を勝たせすぎず負けさせすぎず一定の勢力を与えて経験値を積ませる。かなりデリケートな議席配分が必要である。そういういまいち盛り上がらないシナリオなら最初の段階は成功である。自民か維新が大量得票で単独大勝利!!となったら、日本政治完全終了のお知らせだと思ってよい。

 政治とギャンブルの区別もついていない日本の有権者には要求ハードルが高すぎるが、もうすでにそういう流れに乗ってしまっている。有権者が新政党の成長を待つ事に辛抱できず途中でギャンブルに走ったりすれば、日本政治のレベルは今よりも更に劣化する。中国問題との絡みで考えてみると、もし中国がどこかに戦争をしかけるとしたら、数年中に起こるかもしれない「一回目」の戦争には日本政治の建て直しは間に合いそうにない。これはかなり懸念すべき事態と言える。

 政党政治、議会制民主主義には、そこそこ使える政党が最低でも2つ必要である。民主がこのまま消えるとしたら、維新と自民は好きでも嫌いでも2つとも残さなければならない。片方がもう片方を無視できるほどに肥大化したら日本の民主制は危機的状況に陥る。民主制下での選挙とは候補者への人気投票では無い。ましてや誰が勝つかの予想当てなどでは絶対に無い。議席数をどのように配分するかという作業である。




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テーマ : それでいいのか日本国民
ジャンル : 政治・経済

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経済政策

どうもおじゃましてます。
自分は今度の衆院選が人生初の選挙になる予定ですが、どうやら自民党へ票を投じることになりそうです。
普通の経済政策を普通にうって欲しいとだけ望んでいます。とくに国土強靱化を。

No title

要は一党独裁状態ではなくバランスが大事ということでしょうか、いわゆるねじれにならなければいいとは思いますが
たぶん私も自民党にいれると思います、確定なのは民主党以外に入れると思います

No title

>神鳴さん
初投票、おめでとうございます。
もし、該当選挙区の候補者がアホだったら、ほかの人にいれてくださいね。


>政宗さん
はい。前回の衆院選最大の失敗は民主を勝たせたことではなく、民主を勝たせすぎたことだと考えています。まあ、どっちにしても民主が与党ではどうしようもなかったでしょうが。
次回は世論調査の動向を見て、どこに入れるべきか決めることになるでしょう。

No title

民主はあからさまな寄り合い所帯+それをまとめるトップの不在が災いを招きましたが、維新はどうでしょうね。
なんにせよ、維新の圧勝には私も懸念を抱いております。時間をかけて育っていってほしいですね

No title

遅くなりましたが結婚おめでとうございます

どう考えても維新が大勝するでしょう
30~50で収まるはずがない
300の候補者を立てるそうですから
自民総裁選で阿部元総理が勝てば100~150
石原伸晃が勝てば200オーバーだと思います
そもそも、民主党が政権をとった時点で日本の戦後政治は命運が尽きたのかもしれませんね
なら最早ギャンブルしか無いのではないでしょうか?
嫌いな党でも勝たせ過ぎないために反対票を投じるという思考ができる人間がある程度居るなら、そもそも民主党当選の悪夢はなかったと思います
根本的な部分でメディアと教育改革無しに政治改革は独裁者に委ねるしか無いでしょう
貴族が民衆に文字を教えることを嫌ったように、現状で政治が好転することは有り得ないと思います

No title

どうも、前回の記事で政治についての見解を求めた者です。リクエストに応えて頂きありがとうございます。
やはり自民にせよ維新にせよ勝ち過ぎるのは、問題ですね。特に維新は橋下氏個人によりかかった危なっかしい組織なんで、ブログ主の希望どうりになって欲しいものです。ただ小選挙区は実際の投票率以上に差が付きやすい制度なんで、少し怖い予感もありますが。

自分は阿部氏が総裁になり、現在言っている政策を自民の政策とした場合自民に投票。それ以外だと次点としてかなり消極的ではありますが、自分の生活する東海地方が本拠の減税日本です。
理由は経済政策と領土問題に対する意識ですね。
まぁ流動的ではありますし、実際の選挙が決まってからまた再考しますけど。

No title

15日からのデモはどんなもんですかいのー?
死人まで出たなんて未確認情報まで飛び交ってますけど。
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